2010年5月29日: 甑島 (手打)
 レポーター: 瀬戸 康広


    《楽しい釣行でした!》
     

 タックル
 ロッド:DAIKO / 砕波 1.5 ストロング
 リール: LB2500番
 道糸: SUNLINE / テクニシャンハイカラー 3号
 ハリス: SUNLINE / ブラックストリーム 5号,3号,2.5号
 ウキ: kizakura / SA0シブ,礁0シブ
 針:YAIBA / ヤイバ尾長グレリズム 8号,7号,6号
 撒き餌: MARUKYU / オキアミ6kg、配合2袋 パン粉2キロ
 付け餌: MARUKYU / くわせオキアミスーパーハード(L)


 ◆ レポート ◆
 今回、九州真ぐれ会宮崎支部長、鹿児島支部長とともに、
 下甑島 手打への釣行に随行するという好機に恵まれ、
 下甑島手打に行ってきました。

 下甑島手打といえば、
 60オーバーの尾長に巡り合えるチャンス大の場所と
 聞いており記録更新へ向けわくわくの釣行です。
 出船港は串木野港と言い鹿児島市内から約一時間で到着します。
 そこから約1時間40分で手打に到着です。
 船頭の指示に従い磯に降り立ったのは朝の4時、
 そこで磯の名を聞くと早崎のハナレという磯でした。

 驚いたのはここで昨年鹿児島支部長の柿添さんとあの柴原会長が、
 同日に60オーバーの尾長を仕留めた実績ありの磯とのこと、
 俄然気合いが入ります。
 釣り座は先端とその反対側の水道、そして両側面すべてOKとのことで、
 私の釣り座は側面に決まりそれぞれ戦闘準備開始です。
 各自準備完了し小一時間程度の夜釣りでしたが残念ながら、
 夜釣りの特大尾長は姿を現さず程なく全員仕掛けチェンジとなりました。

 明るくなり潮の流れを確認すると、
 ちょうど私の背中側に本流がぶつかり先端と水道を横切るように、
 ゆっくりと流れている感じです。
 私の釣り座からは、その本流への引かれ潮をねらう感じになります。
 まずは水道側に引かれていく右方向のポイントを狙ってみますが、
 流れ方は不規則で鈍い様子、数投狙いましたがあたりを捉えれず、
 餌ばかり取られます。
 そこで先端方向へ引か7かれていく左方向ポイントへ投入点を変更すると、
 こちらの方が仕掛けがよくなじんで流れて行きます。
 数投目にゆっくりとウキが抑え込まれるような待望のあたりを捉え、
 一匹目をHITするも想像よりはるかかわいい引きです。
 取り込んでみると35センチ程度の尾長でした。
 ここは手打と思いキープすべきか一瞬まよいましたが、
 とりあえずキープと思い生かしバッカンへ運ぶ途中、
 私の迷いと裏腹に釣り座の一段下の波がときおりかぶったりしている段まで、
 大ジャンプされました。
 またもやどうするか迷いましたが改めてとりあえずキープと、
 思い取りに行ったところ運悪く大きなうねりとともに魚は海へ。
 私は頭から波しぶきをかぶる始末。
 水は大変冷たく、はたと思い起こすと一昨日まではシケ続きと、
 気にしていなかった気温低下を思い出しました。

 嫌な予感はしましたが気を取り直して釣り再開です。
 足元、右左,沖といろいろ狙いましたがやはり左沖に引かれる潮がしっくり来ます。
 そこで左側重点攻撃開始の中で2回目の魚信、
 やはりじわじわと引きこむあたりです。
 あげてみると今度は先ほどと同サイズの口太です。
 そこからは同じ調子で投入点を変えながら、
 散発的かつ鈍い当たりを捉えながらの拾い釣りでした。
 終わってみると43センチの尾長、同サイズの口太2枚、
 他35センチアベレージ尾、長混じりの口太主体の釣果となりました。
 最終的にはクーラーに入りきらず数匹リリースの状況となり、
 記録更新はまたの機会におあずけとなりましたが楽しい釣行になりました。




     甑島(手打)の風景
     


     甑島(手打)の風景
     


     クーラー満タンです!
     


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