2010年5月10日〜11日: 三宅島(三本岳・大根・本島地磯)
 レポーター: 木村 浩明


    《61cm!》
     

 タックル
 ロッド:DAIKO / スーパーロイヤルサリュート 2-53
 リール: LB3000番
 道糸: SUNLINE / ダイナード 5号
 ハリス: SUNLINE / ブラックストリーム 8号
 ウキ: kizakura / 黒魂Switch0・00
 針:YAIBA / ヤイバ尾長グレリズム 6号、8号、10号
 撒き餌: MARUKYU / オキアミ 12kg、スーパー1グレ、グレパワーV9
 付け餌: MARUKYU / くわせオキアミスーパーハード(L)


 ◆ レポート ◆
 世間でのゴールデンウィークはたっぷりと仕事をこなし、
 気圧配置と黒潮潮流とを眺め、八丈島と三宅島、
 はたまた最近好調なイナンバを検討ながら
 福井さんの「三本岳にどうしても行ってみたい!」の言葉で
 三宅島に行ってきました。

 翌日の悪天候は織り込み済みでしたので、勝負は一日限りです。
 目標はもちろんメジナ60UPと福井さんの記録更新です。
 事前の情報ではメジャーな場所はエサ取りが多いとのこともあって、
 潮の速さを求め、大根を目指しました。
 しかし、先端手前に乗ってみると潮はトロトロで右から左へと流れ、
 風は強めに潮とは真逆に吹いています。
 磯際にコマセをたっぷりと撒き、
 仕掛けを際に入れてみると二投目から魚のアタリ。
 イスズミです。その後もポツポツと魚が掛かりますが、
 イスズミ、サンノジと二ノジばかりです。

 釣り始め二時間ほどそよ様な状況が続きましたが、
 福井さんがメジナをかけました。
 早速、自己新の42センチ!
 そして、良型のカンパチ!
 自分には本命が喰ってきません。少し焦りました。
 そこで、ウキを0→00、針を10→8、ジンタン無 に交換して
 仕掛けの立ち過ぎを防ぐ事にします。
 竿二本程の沖に仕掛け投入。
 左からの強風に道糸を孕ませ、仕掛けを右に流すこと2投目。
 右に膨らんだラインがシブキを上げてスッ飛びました。
 一発目の強烈な突っ込みをなんとか竿でためきります。
 魚の引きの強さ、引きの上品さからメジナの55クラスを確信!
 何度もの突っ込みに耐えました。
 そして、時間をかけながら福井さんの差し出すタモ網に収まったのは、
 見た目60クラスのメジナ。
 デコボコの磯でメジャーをあてても、60a前後でした。
 すっかり、気分が良くなります。

 それから一時間位して、ウネリが大きくなり、
 福井さんが危険な状況になって、釣り座移動。
 サラシも時折大きく広がります。潮もゆっくりですが、
 左から右へと変わっていました。大きなウネリがきた後、
 見事な潮目が右沖30mにできていました。
 いかにも喰いそうと思える状況です。
 コマセも足元から沖に多めに投入し、潮目に仕掛けを遠投。
 仕掛けを手前に引き戻し、手前から潮目に入れていきます。
 ウキが潮目に入り、シモリ始め、「来るぞ来るぞ」と思っていたら、
 ラインがバリバリバリ〜〜!同時に竿が伸されます。
 沖なのに少し糸を送ってしまいました。
 先ほどの魚よりも、引きが強くなかなか寄ってきません。
 何度の突っ込まれ、悶絶状態でした。
 福井さんを遠くから呼び寄せ、お願いしながら掬ってもらったのも、
 メジナの60クラス!大満足でした。 (宿で計ったら59)
 その後は気合も入らず、早く計測したい気持ちと、
 魚の管理が気になって釣りになりませんでした。
 60UP二枚のつもりでいましたので・・・。

 宿に帰ってから、第二ラウンドで夕まづめに地磯に出かけ、
 福井さんが一投目から悶絶、ギヤーギャー言いながら、
 48ゲット!40UP2人で多数で終了しました。
 とても楽しく、出来過ぎの釣行でした。




    釣座からの三宅本島
    


    福井さん勇姿 
    


    61cmと59cm  
    


    福井さんカンパチ  
    


    三本 大根を臨む 
    


    大根からエビ根 
    


    59cmの取り込み 
    


    福井さん地磯で48cm
    


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