2018年9月例会 〔記:大木 朗〕
2018年9月1日(土)
渡船:下田フィッシング 〔みこもと丸〕
9月1日(土)。例会を神子元島で行いました。
8月の猛暑&台風続きが一旦落ち着きそうな気配だったが、
予報では再び台風の発生。
その影響では無いと思うが、当日は西の強風とウネリ。
さらに不安定な空模様の予報で
例会の開催も微妙な状態でした。
前日の昼過ぎに出船可能の連絡を受け
集合時間の3時45分に参加メンバーは
下田フィッシングに集結した。
恒例の朝ミーティングを終え
急遽所用により欠席となってしまった神保会長不在に
若干の寂しさと心細さを残しつつも
高橋副会長の仕切りにより、いつも通り手際よく荷物を積込み
下田フィッシングみこもと丸は薄暗闇の中、穏やかに下田の港を出港した。
しかし沖合いに進むにつれ、予報通りの風とウネリにより
船は激しく揺れ、雨も降り出す始末。
神子元島へ到着する頃には顔色蒼白のメンバーがちらほら。
あと10分も揺られていたらと思うと。。。
船はツナトリ、裏波止、ブダイ場、カリトの鼻へと
無事にメンバー達を渡礁させた。
わたし達は6名でブダイ場へ、それぞれに釣座を構え
思い思いの仕掛けでスタートした。
水温は26°後半から27°の前半。
すぐにイサキがヒット。その後もイサキの連発が絶え間なく続き
メジナの顔すら拝めないままかと思いきや、
近くで釣っていた齊藤さんの竿が大きく曲がっていた。
明らかにイサキとは違う引き。海面に現れた深緑の魚影は
40cmを超えた綺麗な口太。流石です!
気合を入れ直すが、その後もイサキの連発とそれを狙った鮫の猛攻。
そんな時はどうするか!?
重い仕掛けでイサキの層を突破するか?
軽い仕掛けで浅棚に飛び上がってくるメジナを狙うか?
試す事は大事です。
なんとかメジナをゲットすることができました。
一時的に強い雨に見舞われたが、
不安定な天候のおかげで強烈な暑さは回避することができ
なんとか怪我も無く一日の釣りを楽しむ事ができました。
安全釣行に努めてくださった(みこもと丸)船長に感謝申し上げます。
暑さも和らぐ次回は南伊豆石廊崎。
楽しく安全な釣りを皆で楽しみましょう。
【神子元島】
伊豆半島の南、下田港の南方沖約10kmにある周囲約2km、標高約32mの無人島。
釣りとスキューバダイビングのポイントとして知られる。
主な釣りものは、メジナ、尾長メジナ、イサキ、イナダ、ワラサ、
ヒラマサ、シマアジ、マダイ、イシダイ、イシガキダイ、
モロコ(クエ)、ヒラスズキ。
ウキフカセではメジナがメインターゲット。
40cm〜50cmUPの大物が釣れるので丈夫なタックルで望みたい。
また周囲に多数の岩礁、暗礁があり、海流が強く、古くから航海の難所としても知られる。
この島にある神子元島灯台は1870年(明治3)点灯、現存する国内最古の官設洋式石造灯台。
1968年(昭和43)国の文化財に指定。
【神子元島】
【みこもと丸】